ヒアルロン酸の種類と効果を知って、安全で効果的な若返りを目指そう!

エイジングケア

化粧品やサプリメント、美容医療など、様々なシーンで活用されているヒアルロン酸にはいろいろな種類があります。

ヒアルロン酸の働きと種類を理解し、安全で効果的なアンチエイジングをおこないましょう。

ヒアルロン酸とはこんな成分

ヒアルロン酸は人体に存在する物質で、肌の水分や関節の潤滑性を保持する働きがあります。

ヒアルロン酸の特徴はなんといっても高い保水力です。ヒアルロン酸1gに対し約6000倍もの保水力があるといわれています。この特徴から、関節治療や美肌治療など幅広いシーンで活用されてきました。

そしてヒアルロン酸は、高い保水力を持つことの他に安全性の高い成分としても知られています。

もともと人体に存在する成分ですので、アレルギー反応を起こすリスクがほとんどありません。安全性の高さと手軽さが注目を集め、様々な若返り術の中でもヒアルロン酸注射は人気の高い施術といえるでしょう。

しかし、このヒアルロン酸には、年齢とともに減少していくというマイナスな一面も持っています。赤ちゃんの時には十分に存在していたヒアルロン酸が、40歳前後で半分の量まで減少してしまうことも少なくありません。そのため、食品や化粧品、注射などでヒアルロン酸を補うことが望ましいといえます。

ヒアルロン酸の種類を学ぼう

ひと口にヒアルロン酸といっても、弾力性や持続力などは種類によって異なります。

美容医療の現場で使用されるヒアルロン酸注射には、以下のような違いがありますので、ぜひ参考にしてください。

粒子の大きさ

ヒアルロン酸は種類によって粒子の大きさが異なります。粒子の小さいヒアルロン酸は保水力が高く乾燥予防などに効果的ですが、柔らかく弾力性がほとんどないため、深いシワの改善や形成術には向きません。

一方、粒子の大きいヒアルロン酸は弾力性が高く、深いシワやたるみ、鼻や顎などの形成に高い効果を発揮しやすいとされています。

麻酔成分の有無

ヒアルロン酸注射の薬剤には、麻酔が入っているものと入っていないものが存在します。

麻酔成分であるリドカインが配合されているものは、注入時の痛みを感じにくいという特徴があります。

薬剤の種類

ヒアルロン酸注入剤は様々なメーカーで製造されています。中でもアメリカの大手製薬会社・アラガン社が提供している「ジュビダームビスタ」シリーズは、厚生労働省の承認を日本で初めて受けており、安全性の非常に高いヒアルロン酸だといえるでしょう。

ジュビダームビスタシリーズにはいくつかの種類があり、ウルトラXCは頬や目の周りなどの浅いシワに、ウルトラプラスXCは額やほうれい線など深いシワの修正に使用されています。また、ボリューマXCは持続性や成形性に優れており、効果の持続期間は約2年といわれています。

ヒアルロン酸でアンチエイジグするメリット

ヒアルロン酸注射のメリットは、種類が豊富で部位に適した薬剤を選べるという点です。シワの深さや部位などで種類を使い分けることにより、高いアンチエイジング効果を得ることができます。

また、薬剤の種類によっては2年ほど効果が持続するとされているものもあるため、何度も注入する必要が無いのもメリットの一つといえるでしょう。

そして体内に存在する成分のため、アレルギーの発生リスクがほとんどなく、安全にアンチエイジングをおこなうことができます。さらにヒアルロン酸は分解注射を打つことで除去することができるため、万が一仕上がりに不満を感じた場合でも安心です。

おわりに

深く刻まれたシワは、スキンケアやマッサージで簡単に改善することはできません。

また、間違ったセルフケアを続けることでシワがさらに目立ってしまうこともあります。ですがセルフケアが難しいシワやたるみでも、ヒアルロン酸注射ならわずか数分で改善することができるでしょう。

ヒアルロン酸注射の若返り効果を高めるためには、知識と技術のある専門医による施術を受けることが大切です。そのため、料金の安さだけでクリニックを選ぶことは避けるようにしましょう。

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