診療メニュー

美肌イソトレチノイン(難治性ニキビ治療薬)

難治性ニキビ治療薬

イソトレチノインとは

改善が期待できるお悩み

  • ニキビ
  • 酒さ
  • 毛穴の詰まり
  • 皮脂抑制

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の内服薬で、重度のニキビ治療に用いられます。
ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促進し、皮脂の分泌を抑制する作用、アクネ菌に対する抗菌作用、および抗炎症作用を併せ持つため、イソトレチノインを服用することで、皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を根本から減らし、毛穴の詰まりや炎症を抑える効果が期待できます。
服用中は胎児への影響があるため、妊娠中・授乳中の方、または妊娠を希望される方は使用できません。

日本では副作用などの観点から未承認の薬剤となっていますが、米国など海外では難治性ニキビの標準的な治療薬として広く使用されています。
当院では、【アクネトレント】イソトレチノイン20mgを使用しています。

イソトレチノイン

イソトレチノインの効果

皮脂分泌の抑制

イソトレチノインは皮脂腺の働きを抑え、過剰な皮脂分泌を防ぐことで、毛穴の詰まりや新たなニキビの発生を抑えます。

抗炎症作用

炎症を鎮める働きがあり、赤く腫れた炎症性ニキビの改善に効果を発揮します。

ターンオーバーの正常化

肌の生まれ変わりを促し、角質の厚みや詰まりを改善することで、ニキビができにくい肌環境へ導きます。

こんな方におすすめです

  • 重度のニキビでなかなか改善しない
  • 硬くてしこりのあるニキビができやすい
  • 毛穴詰まりを治したい
  • ニキビをずっと繰り返している
  • 酒さ(赤ら顔)がある
  • 皮脂によるざらつきを改善したい

イソトレチノインの副作用

イソトレチノインは副作用に十分注意しながら服用してください。

胎児への影響(催奇形性)

イソトレチノインには強い催奇形性があるため、妊娠中の服用は絶対に避ける必要があります。
妊娠を防ぐために、男性は服用中および服用終了後1ヶ月間、女性は服用開始の1ヶ月前から服用中、さらに終了後1ヶ月間、厳重な避妊が求められます。

皮膚または皮膚以外の乾燥

イソトレチノインの服用中は、皮膚や唇、眼、鼻腔などが乾燥しやすくなります。この副作用はほとんどの方に起こります。

敏感肌になる

皮膚の感受性がアップしますので、赤みや皮剥けが起こりやすくなります。また日光過敏症が見られることもありますので、その場合はしっかり紫外線対策を行ってください。

よくある質問

イソトレチノインはどのくらいで効果が出ますか?
個人差はありますが、服用開始から4〜8週間ほどで皮脂分泌の減少やニキビの改善が見られることが多いです。
治療効果を安定させるためには、16週間の継続服用をおすすめします。
服用中に気をつけることはありますか?
イソトレチノイン服用中は皮膚や唇の乾燥、肌の敏感化が起こりやすくなります。そのため、保湿ケアや日焼け対策をしっかり行うことが大切です。
また、妊娠を避けるための避妊管理や、定期的な血液検査による肝機能・脂質チェックも重要です。
他の薬やサプリと併用できますか?
ビタミンAを含むサプリメントや外用薬との併用は、副作用のリスクが高まるため避ける必要があります。
また、抗生物質の一部(テトラサイクリン系など)も併用できない場合があるため、服用中の薬やサプリは必ず事前に医師へお伝えください。

料金

内服薬 料金
イソトレチノイン20㎎ 1ヶ月分(30錠) 14,900円

※血液検査が処方前と3ヶ月後に必要となります。(血液検査代別途必要)
※価格は税込表示となります。

PAGE TOP

お電話 LINE相談 WEB相談
予約